先日、民藝店で働く仲間たちと我が家で持ち寄りパーティーをしました。
庭に咲いていた水仙が飾ってあるだけだったテーブル。
持ち寄った器と食べ物を並べると…
とっても賑やかな食卓になりました。ここからまだ2-3品加わって、テーブルにのりきらないほどでした。
小鹿田焼のスープカップと湯町窯のボウルにごぼうのポタージュを入れました。
先日もやい工藝の小鹿田焼展で買ったばかりの大皿にサラダを。焼き締まった縁の色がとても気に入っています。
友人のひとりが「使ってみたい器を持参する」と言ってくれたので、「今はもう作ることのできない器を使ってみたい」とリクエストしてみました。
友人の素敵なカゴ。縁飾りがとても美しいですね。
今はもう注文することができないそうです。残念。
まず出てきたのは小鹿田の名工、坂本茂木さんの縁付き皿。私が手仕事に興味を持ち始めたときには茂木さんは既に引退されていたので、ずっと使ってみたかったのです。美しさにため息が出てしまいました。
次に出てきたのはやちむんの蓋物です。中にはサラダが入っていました。よく見ると葉紋の形が最近見るものとは少し違っていて面白かったです。
なんとこんなものまで籠から出てきました。
いちご、りんご、キウイが入った自家製サングリア。ガラスの蓋つき瓶は沖縄・奥原硝子製造所のもので今は作ることができないとのこと。こんな瓶がお家にあったらいいですね〜。ちなみにおたまは常滑の真鍮細工のものです。
ワイングラスもリクエストしてしまいました。濃いブルーと淡いグリーンがとても綺麗な小谷真三さんのグラスです。なんとも言えない素朴な佇まい。これでサングリアをいただくのは本当に幸せでした。
こうしてお料理と一緒に器を持ち寄る会は、自分の作ったことのないものを口にし、使ったことのないものに触れられる、とてもいい機会でした。ぜひまた違う器で開催したいと思います。