moyaisのうつわご紹介 その3

先日もやい工藝でmoyaisでも取り扱っている器を撮影してきました。色々な窯の器と一緒に並んでいる写真は、オンラインショップで器そのものの写真を見る時の印象とだいぶ違って見えます。

上の写真は伊賀焼の茶葉煎りと行平です。余計な装飾のない、伊賀の白い陶土を生かした日常の美しい道具。茶葉煎りは胡麻煎りよりも一回り大きいサイズですが、もちろん胡麻煎りとしてもお使いいただけます。大きい分コンロの上で安定し使いやすいかもしれません。

伊賀焼 カネダイ陶器・茶葉煎り
伊賀焼 カネダイ陶器・行平(小)

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奥の板の間には有田・大日窯の器がたくさん並んでいました。

大日窯は現在久保さん親子で窯を切り盛りしています。息子の博志さんは成形や、絵付けをした器に釉薬を塗り、母トシエさんが絵付けを担当しています。絵付け、線巻模様や格子模様…どれも手仕事ならではの温もりと素朴さがあり、日常的に使いやすい器です。

有田焼・大日窯(佐賀県)

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隣には嶋田窯の丼と飯碗が。木のテーブルによく合う深みのある色です。

嶋田窯・並釉丼
嶋田窯・並釉4寸飯碗

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入り口付近に並んでいたのは、とてもシンプルで何を盛っても合いそうな小皿、小鉢、丼です。右側の切立鉢は、汁気のあるおかずやハンバーグなどのメインディッシュものせられて大変便利です。やちむんの6寸皿は見るたびに黒釉や蛇の目の色が違っています。moyaisのものは蛇の目が緋色に変化しているので、ぜひ写真でご覧ください。

やちむん・千段巻6寸皿
カネダイ陶器・白釉鉄線紋7寸切立鉢
いろは窯・白掛染分5.5寸丼

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こちらは出西窯の飴色。この色は食卓に温もりを与えてくれます。moyaisの縁付き6寸皿は、この写真のものよりさらに釉薬の溜まりが濃くおすすめです。

出西窯・縁付き6寸皿(飴)

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砥部焼の可愛らしい小皿も並んでいました。赤絵が華やかで、食卓にずっと置いておきたくなります。砥部焼で長きにわたり絵付けの指導にあたっていた鈴木繁男氏が残した赤絵のシリーズです。moyaisにはあまり在庫がありませんが、今後磁器の小皿のバリエーションを増やしていきたいと思っていますのでご期待ください。

砥部焼・小皿

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もやい工藝に桜は咲いていませんが、裏山のどこかから花びらが舞い落ちてくるそうです。お庭の苔に舞う花びらがとても綺麗でした。

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