先週よりもやい工藝に並んでいる小鹿田焼・黒木富雄窯の器を撮影してきました。
今回入荷した器は焼きが強く、迫力のあるものが多いように思います。おそらくもやい工藝のオーナー・久野民樹さんが面白い上がりのものを現地で実際に選んでいるからでしょう。
落ち着きのあるいい色です。色の組み合わせ、模様の入り方など、同じような器を作っていても黒木富雄窯の器はお洒落で現代の食卓によく合います。
こちらは面白い焼き色です。火が強く、飴釉が少し飛んだような、乾いた印象です。蛇の目とのコントラストも綺麗です。
こちらは今日友人が買ってしまったのでもうお店にはないのですが、還元炎焼成で白がグレーに窯変している格好の良い器です。模様の入り方にも流れがあって良いなと思いました。
縁に色の入った飛び鉋のお皿。均一でない線に味があります。
サイズは違いますが、「お菓子と民藝」イベントで使われていたお皿です。縁の櫛描きがとても可愛らしく食べ物が映えます。
定番のマグカップや飯碗も並んでいます。じんわり滲んだ釉薬に心温まります。
ぽってりとした形が面白い壷。砂糖や飴を入れておくのに良さそうです。
人気のある窯だけに減りが早いように思いました。今年は豪雨災害の影響で例年より数が少ないせいもあるかもしれません。
ぜひ秋の鎌倉にお出かけください。