「つながる民藝」秘話・カフェ三三五五編

12月にスタートした、moyaisともやい工藝の共同企画「つながる民藝」は地元の人々に愛されるお店の料理を民藝の器にのせて撮影し、Instagramで投稿するという企画です。

「かかん」梶原店のオーナー・小嶋さんからご紹介いただいたお店は昨年の夏にオープンして以来、いつも地元の方で賑わっている逗子の「カフェ三三五五」です。

カフェ三三五五は新逗子駅近くの人気店「沖縄ごはん くくる食堂」で料理を担当していた宇野未喜三さんが店長をされているお店。店内は沖縄料理店というよりモダンなカフェという感じで、誰もが入りやすく、のんびりゆっくり寛げる雰囲気です。

今回も鎌倉もやい工藝の尾上さんとまずはお店のおすすめごはんを食べに行きました。

ランチメニューの中から沖縄ごはん定食を選びました。

運ばれてきた御膳を見てびっくり!すごいボリュームです。

沖縄ごはん定食は日替わりでお肉とお魚から選ぶことができ、私はお肉を、尾上さんはお魚を選びました。お肉はラフテー、お魚はカツオでした。素材は沖縄から取り寄せたものや地場のものがほとんどでどれもとても新鮮です。メイン料理に添えられているお野菜も鎌倉野菜ですごく美味しかったです。

お米は静岡県産の黒米、お味噌汁には久米島の赤味噌と沖縄の車麩が使われています。そのほかお漬物、もずく、ジーマミー豆腐の小鉢もあり、目にも楽しい沖縄と湘南の宝物が詰まったような御膳でした。食べ終わった時には二人ともお腹いっぱい。デザートまで辿り着けなかったほどです。

食べている間にもオーナーの田中佳織さんが忙しいなか色々と説明をしてくださり、その心遣いにも感激しました。

当初はこの日に食べた沖縄ごはん定食を撮影する予定だったのですが、御膳に使われていた7品分の器について考えると、沖縄らしさや器の良さが伝わりにくいのでは?ということで、もう一つのおすすめである野菜たっぷりタコライスを撮影することにしました。彩り豊かなタコライスをどっしりしたやちむんの大皿にのせることでお互いの良さを引き立てられると思ったのです。

撮影の日、尾上さんが準備してくださったのはやちむんの8寸皿と汁椀。そして副菜用にはmoyaisで販売しているガラスの小鉢を用意しました。器を見た宇野さんと田中さんの目が輝いていたのが印象に残っています。そのあと運ばれてきたタコライスを見て私たちの目も輝きました。

お皿いっぱいに鎌倉野菜の赤軸ほうれん草、トマト、からし菜、わけぎが散りばめられ、そのほかに沖縄野菜のハンダマ、徳之島の青パパイヤにサルサソースも添えられ、黒米の上には半熟卵とレンコンがのせられています。お肉とチーズとレタスがのっている普通のタコライスとは全く別物で、とってもヘルシー。またまた驚かされました。沖縄産の生もずくとシークワサーもさっぱりとしていて、とても美味しかったです。

ぜひInstagramに投稿した写真でその美しさを見てくださいね。

moyais Instagram

カフェ三三五五は夜も沖縄のごはんやお酒を楽しむことができます。逗子駅からも近いので鎌倉方面にお越しの際はぜひお立ち寄りください。

カフェ三三五五

神奈川県逗子市逗子5丁目4-35
046-897-0814
https://www.facebook.com/okinawa.sansangogo/

さあ次はどんなお店に行くのでしょうか?皆さまも楽しみにしていてください。

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