民藝の良さを知る一番いい方法は、美味しいご飯を民藝の器で食べることだと思います。
我が家では季節に一度は人を呼んで、民藝の器で食事する機会をつくるようにしています。持ち寄りパーティーにすればお互いの料理を味わうことができ、誰かのお料理を自分の器に盛る楽しみも味わえます。
お食事会が始まる前に器を準備。今回は6寸の器を取り皿に使いました。ポット敷きやコースターなど布類も食卓に色彩を与えてくれます。
お料理が揃うとこんなに食卓がにぎやかになりました。食べながら民藝にまつわるお話をするのも楽しみの一つです。継いだ器を使うことで、器は大事に使い続けられることも伝わります。
器は使ってこそ美しい。大切に使う心が器の美しさにつながる。日常の中で民藝の精神を感じられるよう、これからも小さな食事会を続けていきたいと思います。