久しぶりに梅山窯のうつわが入荷しました。
今回入荷したものはどれも凛々しく、格好よい磁器です。実用に徹したものであると同時に余計なものが全て削ぎ落とされた無駄のない形。まさに用の美を感じるものばかりです。
陶器や木工と組み合わせることでお互いを引き立てあい、食卓を引き締めてくれます。
私が特に気に入っているのは何年も前に入荷して以来久しぶりに注文した5.5寸鉢です。柳宗悦の書生であった鈴木繁男氏の意匠で、よく見ると櫛描きで線が描かれています。
縁、高台の大きさなど全体のバランスが秀逸で、どの方向から見ても素晴らしいと思います。ひとつあると色々な場面で使えて便利です。
こちらも久しぶりに入荷した「くらわんか碗」。ぽってりとした形としっかりした高台が特徴です。
年末年始の食卓でも活躍してくれる美しい磁器をぜひご覧ください。