砥部焼の器が入荷しました

愛媛県・砥部焼の梅山窯より絵付けの美しい器が入荷しました。

梅山窯は砥部に現存する中で最も歴史のある窯元で、明治15年(1882年)の開窯以来130年以上「用と美」を体現する器の製作を続けています。成形から絵付けまで全て手作業で作られる器からは、飾り気のない健全な美しさを感じられます。

砥部焼の特徴であるぽってりとした厚みのあるかたちは、温もりを感じるだけでなく丈夫さにも繋がっています。少しくらい手荒く扱っても割れにくく、食洗機でも使え、熱に強いため電子レンジでも加熱できます。器自体は熱が伝わりにくく、持っても熱くないのに料理が冷めにくいという特長も持ち合わせています。

梅山窯で長きにわたり絵付けの指導をした鈴木繁男意匠の太陽紋。太陽に向かって伸びる植物が生き生きと描かれています。

太陽紋をはじめとする梅山窯オリジナルの文様はすべて自然をモチーフにしています。つけたての一筆書き(梅山様式)という独自の技法でひとつひとつ手で描かれ、砥部焼ならではの伝統と技術が器に息づいています。

洋食器や陶器にも合わせやすい素朴な砥部焼の器。お皿の他にバターケースも入荷しております。ぜひご覧ください。

砥部焼・梅山窯(愛媛県)

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