今年も太田哲三さんと圭さんのうつわが届きました。
小石原焼の伝統を守りながらも、現代の暮らしに寄り添ううつわを作り続ける哲三さんとご長男の圭さん。お二人の作るものには骨格があるのに、どこか素朴で安心感があります。驚くほどの高い技術を持っていながら、ご自分の銘を入れることなく「小石原焼」としてうつわを作り続ける姿勢が飾りのない素朴さにあらわれているのかもしれません。
「自然が主、人間が従」という民藝の精神を貫くお二人のうつわを見るたびに元気が湧いてきます。
今回注文したものは「ずっと変わらないもの」と「好きな時間」がテーマです。「ずっと変わらないもの」は孫にもその孫にも使ってもらえるような、永遠を感じられるうつわ。
何百年も小石原で受け継がれる「飛び鉋」と「刷毛目」の技法を用いたうつわです。
もうひとつのテーマ「好きな時間」はコーヒーやスープ、お料理など「こんな時に使おう!」とワクワクするような動きのあるうつわ。
お部屋に、食卓に、ひとつあるだけで心がすっと穏やかになるような落ち着きを感じます。哲三さんと圭さんのうつわから感じられるこの独特な雰囲気が大好きです。
他にも春らしい淡い黄色が美しいお皿やコーヒーカップが入荷しております。
この機会にぜひご覧ください。